実篤公園&世田谷文学館&蘆花恒春園
2007/12/04

風に揺れる紅葉(実篤公園)
・実篤公園・
武者小路実篤記念館・実篤公園は、実篤が昭和30年から51年まで、晩年の20年間を過ごした地にある。落葉広葉樹と湧水に恵まれ、武蔵野の面影を残している。
京王線つつじヶ丘駅あるいは仙川駅より10分ほど、住宅街の一角にある。
訪ねた折は、夫婦者一組がいただけで静まり返っていた。
公園内にある旧実篤邸は、平日はベランダから窓越しに邸内をみるだけで、見学会は土日休日に実施されている。
・世田谷文学館・
京王線芦花公園駅より徒歩5分、蘆花恒春園に向かう途中にある。
世田谷ゆかりの作家の原稿・初版本、書簡・遺品等が展示されている。
モダンな落ち着いた建物で、庭を見ながら一休みできる喫茶もある。
・蘆花恒春園・
京王線「芦花公園」または「八幡山」より徒歩15分。
明治・大正期の文豪、徳富蘆花と夫人が、後半生を過ごした住まいと庭、それに蘆花夫妻の墓地を中心とした旧邸地。
茅葺きの母屋や秋水書院、梅花書屋と紅葉落ち葉が相まって、蘆花が愛した武蔵野の面影をしのばせる。
その周囲の公園も落ち葉が散り敷き、ゆったりと落ち着いた場所であった。


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